打ち合わせ方法

ご依頼や事前相談する際のアドバイス。

一般の方は葬儀に関しての知識がほとんどなく、実際にその場面になった時には、何でも葬儀屋さん任せの打合せになってしまいがちです。
打合せ後、葬儀後に後悔しない葬儀を行うには、しっかりと希望を伝えて交渉が必要になります。
では、どんな葬儀屋さんを選んだほうがいいのか?打合せをする際の注意点はどんなことがあるのでしょうか?

ご葬儀の打ち合わせ

打ち合わせに必要な心構え

・自分の希望や故人の遺志をしっかりと伝える。
・分かりやすく丁寧で正しい説明。
・葬儀見積り金額が高すぎないか判断する。(余裕があれば、事前に数社で見積りをもらうことが良いでしょう。)
・2~3社で見積りを取り、値段・サービス内容の比較。
・葬儀終了後も何かあれば伝える。

病院から葬儀社の紹介・搬送

一般的に多くの方は病院で最期を迎えます。
まず始めに、必要になってくるのが病院からのご遺体搬送です。
病院(医師・看護師)などから紹介された葬儀社にご遺体の搬送をお願いし、そのまま葬儀の施行まで依頼する事も多いでしょうが、まずここで注意することが、入院生活で親切・丁寧にしてくれた病院だからといって、紹介された葬儀社までが良い葬儀社とは限りません。決めている葬儀社があれば依頼しても大丈夫ですし、病院から紹介された葬儀社を断ったからといって失礼にはなりません。とりあえず、病院から紹介の葬儀社に搬送だけをお願いする場合は料金などよく確認して依頼しましょう。
葬儀を施行してもらう葬儀社に関しては、焦らなくて大丈夫です!インターネットや電話帳、折込チラシなどで調べ問い合わせてみて、ゆっくり交渉するとよいでしょう。病院には少しでも長く安置ができるよう交渉してみましょう。

葬儀社選び・交渉にあたって

現代では、事前に相談と見積りをとり、数社で比較する方が多いようです。事前相談や事前見積りでは、必ずしも葬儀費用が安い葬儀社を選ぶのではなく、各葬儀社の担当者の対応の中で良さや悪さが見えてくるからです。家族を亡くされて精神的に余裕のない喪主だけで葬儀社と交渉すると、しっかりした判断ができませんし、交渉が不充分になってしまう恐れがあります。信頼できる親戚や家族数人で交渉すると良いでしょう。よくある話が、精神的に余裕がなく物事を決めたり判断したりすることができず、葬儀社に「何もわからないのですべてお任せします」という言葉をだしてしまうことです。希望の形でお葬式をしたいのであれば「判断は自分達でします」、「葬儀屋さんは他にもありますから」という態度を見せることも必要です。自分達の都合のいい選択肢しか説明しない葬儀社もあります。必ず、すべての選択肢を説明してもらい、そこから選ぶようにしましょう。

葬儀費用

どれくらいの葬儀にするかを決める際に、お客様がよく聞きがちなのが「相場はどのくらいですか?」「一般的にはいくら位ですか?」と聞かれますが、高い値段を言って「これが相場、一般的な値段です」と当たり前のように言ってくる葬儀社もいます。葬儀社の意見や説明は目安として考えて、最終判断は自分達でしましょう。
自分達の希望する葬儀の形式(例えば家族葬)なのであれば、それに合うプランを選択し、家族葬プランの中でも3つも4つもあり平均的に真中を選びがちになりますが、プランの詳細とサービスの違いなど細かく説明してもらいましょう。

もう一つのアドバイスとして、葬儀予算をこちらからハッキリと伝えてしまい、「この予算内でお願いします」と言うことです。
提示された金額(プラン)に何が含まれているのか、含まれていないかを必ず確認しましょう。
葬儀のセットプランはあくまでも葬儀を行う為の祭壇や葬具などのセット料金です。
供花、料理、返礼品(これは葬儀社に支払う費用とは別になります。食べた分、使った分の精算になります。)ので、それも踏まえて納得のいくようにしましょう。